ロック、ストック〜のサントラあたりがよく似合う

今日から『殺す警官』を読みはじめた。まだほんとに最初の30ページくらいしか読んでいないのだけど、やっぱりサイモン・カーニックの文体はしっくりくる。自分に合うリズムの文章ってやつなのだろうな、きっと。カーニックといえば、『覗く銃口』はガイ・リ…

映画も観てみるか

今日も朝から外出。今週はダメダメな上にそこそこ忙しい。行きの電車で『ロンドン・ブールヴァード』を読み終えた。うーむ……なんとも言えぬクライマックス。最後まで物語は今一つドライブしなかったな。昨日も書いた通り、あらゆる小説や詩、ポップミュージ…

明日も早起きです

この一週間のグダグダ具合は本当にひどかったですが明日も忙しいです。土日の早起きは苦行。最近また本を読む時間を作るようにしてて、今は、去年映画も公開されたケン・ブルーエンの『ロンドン・ブールヴァード』を読んでる。もうかなり終盤にきているにも…

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(スティーグ・ラーソン)

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ美穂,岩澤雅利出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/09/08メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 232回この商品を含むブログ (171件) を見るミレニ…

そろそろ紙フェティシズムに目覚めるか

もともと読書の習慣がなく、物を集めるのも好きじゃないため(でもCDはわりと買うんだよね、まあコレクションしたいからではなく、パソコン苦手でダウンロードほとんどしないからだけど)、本は図書館で借りて済ましてしまうことが多かったのだけれど、最近…

なぜコツコツ読むということができないのだろうか

「ドラゴンタトゥーの女」の原作であるミレニアムシリーズの一作目を今読んでいるんですが、いよいよおもしろくなってきて今日は他のことがなかなか手につかずでした。しかしまだけっこうある……長いね。長いけどグイグイ読めるね。そして読めば読むほど、ド…

グレート・ギャツビー(F・スコット・フィッツジェラルド)

昨年終盤は本の感想が滞ってしまったんで、今年はこちらもとりあえず何かしら書き残しておくようにする。グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: スコットフィッツジェラルド,Francis Scott Fitzgerald,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新…

春になったら莓を摘みに(梨木香歩)

読了からかなり時間が経ってしまったけど、いい作品だったので感想書くよ。図書館から借りてたので今手元になくて引用できないのと、かなり曖昧な記憶を頼りに書く(読みながらメモをとっていなかった)ので細かいところは間違っているかもしれないのを、ご…

本を読み始めると他のことに手がつかなくなる

今週はテスト週間だからそれじゃ困るんですがね……久々に読書にのめり込んでしまって他の勉強とか何もできない状態。何読んでるかっつうと、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』なんだけど。これ、文体すごく好きとか、ぐっとくる要素があるとかじゃない…

キック・アス(マーク・ミラー、ジョン・ロミータ・Jr.)

ついに『キック・アス』原作を読みました(グダグタ言う前に読めや、という話だな)。キック・アス (ShoPro Books)作者: マーク・ミラー,ジョン・ロミータJr.,光岡三ツ子出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション発売日: 2010/11/19メディア: 単行本(ソ…

オセロー(ウィリアム・シェイクスピア)

シェイクスピア読破の旅、第3弾として『オセロー』を読みました。シェイクスピアに関しては、全作品読んでからまとめて考察したいので、今回はメモ程度に感想を記します。オセロー (新潮文庫)作者: シェイクスピア,福田恒存出版社/メーカー: 新潮社発売日: …

卵をめぐる祖父の戦争(デイヴィッド・ベニオフ)

久々に現代小説読みました(もともと本はほとんど読んでこなかった人間ですが)。最近電車の中じゃないと本読めなくなってきたよ。家じゃ雑念が多すぎる。卵をめぐる祖父の戦争 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1838)作者: デイヴィッド・ベニオフ,田口俊樹出…

ジュリアス・シーザー(ウィリアム・シェイクスピア)

英米文学を学ぶ人間としてやはりシェイクスピアは読んでおかないとということで、今年中の読破を目指してシェイクスピア全作品マラソンスタートさせました。授業で扱った『ハムレット』に続いて2作目は『ジュリアス・シーザー』です。ジュリアス・シーザー …

『ブラック・ダリア』も『L.A.コンフィデンシャル』もないとはな

最近本を全然読んでいなかったので、この長い夏休みを利用してがっつり読書しようじゃないかと思い図書館に行ったのだが、お目当てのものがまったく置いてない。なんだよーさすがの地元クオリティ発揮するなよーと嘆きつつ、テキトーに目に留まったものを借…

『ハムレット』メモ

大学の課題で『ハムレット』についてのレポートを書かねばならんのですが、書く前に疑問点や感想を持ち寄って議論するとのことなんで、ここにメモとして疑問点等を挙げます。とりあえず一周さらっと読んだだけなので全然理解できていませんが、ファーストイ…

レポメン(エリック・ガルシア)

昨年の映画ランキングで5位に選んだ「レポゼッション・メン」の原作。作者のエリック・ガルシアは「レポゼッション・メン」の脚本も担当。アメリカ人作家によるアメリカを舞台にした作品なのだけれど、英国っぽい皮肉めいた言い回しが多くて、英国文化かぶ…

一区切り日記

ここ最近けっこう忙しくてブログのほうもなかなか書けなかったんだけど、とりあえず今日で一区切りついたかな。まあまだまだ新生活に慣れたとは言いがたいけど。今日は3限おわりの後7時くらいまで暇だったのに本もウォークマンも忘れてしまったんで、暇つ…

テルマエ・ロマエ Ⅰ、Ⅱ(ヤマザキマリ)

ダブって買ってしまったからなのかなんなのかよう知らんが、親の同僚の方が「テルマエ・ロマエ」の1、2巻をタダでくれた。前々から仲間内で「おもしろそうだね〜、読みたいね〜」とは言ってたのだが(これはつまり「誰か買えよ、そして貸せよ」という意味)…

阿修羅ガール(舞城王太郎)

初舞城。私周辺でけっこう人気のある作家のようなので読んでみた。が、これはちょっとしんどかったかも。現代の女子高生(ちょいギャル)のリアルな口調、思考の流れをそのまんま文章におこした饒舌な文体はユニークで嫌いじゃないんだけど、如何せん言葉の流…

インストール(綿矢りさ)

根っからの西洋かぶれミーハー女子、百だって時には日本の小説も読みます!ってことで(?)綿矢りさの「インストール」を読んだ。インストール (河出文庫)作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 1…

バッキンガムの光芒 ファージングⅢ(ジョー・ウォルトン)

バッキンガムの光芒 (ファージング?) (創元推理文庫)作者: ジョー・ウォルトン,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/08/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 29回この商品を含むブログ (48件) を見るもし第二次世界大戦中にイギリスとナチスドイ…

ウディ・アレンの頭の中はどうなっているんだろう?

今日は明け方にファージングⅢを読み終え、それから昼まで寝て、起床後はすぐさま有楽町へ。「シリアスマン」観てきました。これがあまりに傑作だったんで興奮しちゃって(ツイッターでめっちゃつぶやいた!)またしても「ザ・ファイター」の感想書けず(笑)。な…

「イケメン」の次は「ガール」タグも作るべき?

今日は「ザ・ファイター」の感想をちょこっと書いてみたのだが、要点がまとまる気配がないので明日まで温めてみる。そんでこれからファージングのつづきを読むよ。あと100ページきってるからすぐ読了できるでしょう。焦って読む必要はまったくないんだけど、…

暗殺のハムレット ファージング�(ジョー・ウォルトン)

昨日書いた通り、ジョー・ウォルトン著「暗殺のハムレット ファージング�」を読み終えたので、今日はその感想を。暗殺のハムレット (ファージング?) (創元推理文庫)作者: ジョー・ウォルトン,茂木健出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2010/07/27メディア: …

サバイバー(チャック・パラニューク)

一日約3章ずつという驚異の遅ペースでちまちまと読みすすめていた「サバイバー」ですが、一週間ほど前ようやく読了に至りました。なんと読むのに3週間近くもかかっていた。でも、つまらなかったから時間かかったわけじゃない。単に私が読むの遅かっただけ…

やはり「ゼロ年代アメリカ映画100」を買おうかなと

今日は起きてからまず、昨日読み始めた「サバイバー」の続きをちょこっと読みました。まだ数十ページしか読んでないんだけど、やっぱりパラニュークの文章ってほんとに無駄がなくて研ぎ澄まされてる。読んでる間にどんどん言葉の渦に引き込まれていくという…

英雄たちの朝 ファージングⅠ

今日は、昨日観た映画「ファーゴ」の感想を書こうと思っていたのだが、なかなか考えがまとまらず。単純にブラックコメディ風のサスペンスとして楽しめばいいのかもしれないけど、なーんかいろいろ含みがある気がして、ただ提示されたものをそのまま飲み込ん…

フランキー・マシーンの冬

ドン・ウィンズロウ著の「フランキー・マシーンの冬」上下巻を読了しました。「犬の力」「ボビーZの気怠く優雅な人生」と読んできて、私にとってはウィンズロウ作品3作目。どれも読み応えがありおもしろかったけど、3つの中ではこれが断トツに好きです。…

本を読む

今日はオンライン講習で英語の勉強をちょこっとだけやって、それからずっと「フランキー・マシーンの冬」を読んでました。間をあけながら細切れに読んでいたらよくわからなくなったから一気に上巻の最後のほうまで(あとちょっとだけ残ってる)読み直してみた…

ファイト・クラブ

チャック・パラニューク著の「ファイト・クラブ」原作を読み終えました。読了したのは先週の土曜日なので、1週間ほど感想書くの放置してしまいましたね。ほんとは読み終えた直後に書くべきだったかな。たぶん読了直後だったらすごくテンション高い文章書い…