そろそろ紙フェティシズムに目覚めるか

もともと読書の習慣がなく、物を集めるのも好きじゃないため(でもCDはわりと買うんだよね、まあコレクションしたいからではなく、パソコン苦手でダウンロードほとんどしないからだけど)、本は図書館で借りて済ましてしまうことが多かったのだけれど、最近なんだか手元に本を置いておきたい衝動に駆られて、「読みたい」というより「とっておきたい」という欲求から何冊か購入した。こないだ買ったのは『文化系のためのヒップホップ入門』と『乙女のクラシック』。どちらもさほどそのジャンルに詳しくない人に向けた音楽ガイド。ヒップホップもクラシックも全然知らないからたいへん参考になる。YouTubeで紹介された曲を聴きながら読むと楽しい。

amazon:文化系のためのヒップホップ入門
amazon:乙女のクラシック
スマホのアプリから投稿してるので商品紹介がいつもと違いますが、お気になさらず

急に本が買いたくなったのは、たぶん地元の書店がこの出版業界の厳しい時代にスペース拡張をしたというのも一つの理由。取り扱い商品が増え本棚の配置も変わって、より一層大量の本に囲まれる感覚を味わえるようになったので、書店に足を踏み入れる度ワクワクしてしまう。そしてずらーっと並んだありとあらゆる本を眺めているうちに、紙に対する愛情が強まってきた。もしやこれが紙フェティシズムというやつなのだろうか。