一日遅れですが

考えもまとまったし「ドラゴン・タトゥーの女」の感想書こうなーと思ったら、思いのほか時間かかりそうだってことに気づいたので今日は断念して、一日遅れではありますがバレンタインデーの贈り物などを。といっても、私からではなく、この人たちからですが。

大好きなThe DrumsからバレンタインデーギフトとしてThe RonnetesのDo I Love Youのカバーが!やることがかわいい!彼らのFacebookからフリーダウンロードできますよ。

http://www.facebook.com/wearethedrums

いやそれにしても、このカバーめちゃくちゃ素敵ではないですか。こないだのアルバムはダークなニューウェーブ路線だったけど、私はこのカバーみたいなオールディーズ寄りのドラムスが好きなのだ。ポップなメロディをジョナサンのくねくねボイスでちょい気持ち悪く歌い上げ、チープなスミスっぽいサウンドで飾り立てる。やっぱり彼らの魅力はそこだと思う。切なさと悲しさの中にもガールズポップのような弾ける楽しさがある。それがドラムスの音楽じゃないかと。

これは私の勝手なドラムスのイメージなんだけど、彼らって、人目をひこうと派手な格好をしてみたのの誰にも気づいてもらえないような地味な人生を送っていて、それでもどこかでロマンチックな夢を捨てきれない、まさにアメリカの学園ものに出てくる鬱屈を抱えたティーンエイジャーたち(彼らは実際はティーンじゃないけど)みたい。そしてこのカバーは、そんな私のイメージ通り、人生に対する諦めと捨てきれない夢を同時に感じさせる両義性がある。気がします。勝手な妄想だけどね。