愛は勝ち目のないゲーム

今、本当にたった今、ツイッターで流れてきたニュース。エイミー・ワインハウスが自宅フラットで遺体として発見された、と。BBCやロイターも報じ始めているから、事実なんだろう。まだ27歳。才能豊かなアーティストだった。

エイミーが世界的に注目されたのはセカンドアルバムを出したときで、私はたぶん中2か中3。当時は英国女子アーティストが熱い!みたいなことがよく言われていた頃で、私のアイドル、リリー・アレンたんと同じ流れでよく聴きました。

最初に聴いた彼女の曲はこれ。確かTVKビルボードTOP40で流れたんだよな。クラシカルなR&Bを基調にしながらも、モダンでかっこよくて、このPVのけだるい雰囲気含め、すぐに好きになった。

アルバムは日本盤が出たらすぐに買って(歌詞対訳が読みたかったからね)聴き込んだ。一番好きな曲はこれ。

「愛は勝ち目のないゲーム」。中坊の私にはよくわからなかったですけどね。いや、今でもわからんけど。でも私、昔からラブソングって好きなんです。特にこう、すれ違ったり、どうしようもなくて泣きたくなったりするけど、それでも好きだって気持ちがさりげない表現で歌われているやつ。これはね、ほんとに美しいラブソングだと思う。「あなたがやってくると、5階まで炎が立ち昇る」。なんてことない言い方なんだけど、グッときちゃうんだなあ。

ニュースを目にして勢いで書いてしまったけれど、本当にエイミーが亡くなったなんて衝撃的です。ずいぶん前から危うさは感じておりましたが。R.I.P.