「すれ違い」のラブソングについてのメモ

メトロノミーのTroubleの歌詞を読んで思ったこと

・私は「すれ違い」のラブソングが好き。
・「すれ違い」のラブソングとは、狭義では「わたしは○○する、君は××する」とわたしと君が反対のことをしているラインがあって、二人の気持ちのすれ違いが描かれているラブソング。広義では単に二人の気持ちのすれ違いが描かれているラブソング。
・要するに、「I don't wanna go out. You don't wanna stay in.」というラインのあるメトロノミーのTroubleは狭義のほう。そういうラインのないアークティック・モンキーズのMardy Bumは広義のほう。でも別にこの区別はどうでもいい。
・気持ちがすれ違ってて喧嘩の絶えない仲であっても「ラブソング」なのは、「相手に恋している」という感情が歌い手にあるから。
・「大好きだし傷つけたくないのに、なぜかいつも怒らせてしまって喧嘩ばかりする」という「どうしてこうなった」の切なさ。
・Mardy Bumほど素晴らしいラブソングはない。(話逸れてる)
・「遅れて悪かったよ 電車に乗り遅れたんだ 渋滞してたんだ この議論を続ける気はないよ 僕が『どうでもいい』って言うとまた怒り始める もちろんどうでもいいと思ってるよ!」Mardy Bumの歌詞。素晴らしい。(さらに逸れてる)



ラブソングではないかもしれないけど、ビートルズのHello Goodbyeは究極の「すれ違い」ソングだと思う。ただ反対のことを書き連ねてるだけなのにこの曲はなんでこんなに切ないんだろう。


You say goodbye
And I say hello
Hello, hello
I don't know why you say goodbye
I say hello

追記:「I」のほうが「hello」って言ってるからより切ないんだね。「goodbye」だったら別に切なくないもん。