今月の楽しみといえば

Foster The Peopleのライブです。ということでしつこくいきます。このバンドに関してはもう宣伝の必要がないくらい日本でも有名ですけど、なぜかもっともっと広まってほしいという気持ちがあるので。まあ他に書くことないっていうのもあるんだけど。

このバンドの強みは絶妙な「軽さ」だというのは何回か言ってるんですが、それと同時に、いろいろとこじらせてる中高生のための音楽でもあるよなあ、とこないだ久しぶりにじっくり歌詞を読み返して思った。

アルバム1曲目の最初のフレーズからして、"Sometimes life it takes you by the hair, pulls you down. Before you know it, it's gone and you're dead again(時に人生は君の髪を引っ張って、君を引きずり下ろす。君がそれ=人生を知る前に、それは消え去って君はまた死んでしまう)"だもの。いや、こんがらがってる。他の部分も読んでみるとだいぶしんどそう。

続く2曲目は言うまでもなく、孤独な少年が学校で銃を乱射するPumped Up Kicksであるし、彼らの書く歌詞は基本的にけっこう暗い。一つ特徴として挙げられるのは、なぜかよくわからないけど追い詰められてる「youとI」がいて、その他のtheyがいるという構造。これが多いように思います。まさしく日々悩み孤立しているように感じるティーンのための歌詞。

だから彼らの音楽っていうのは、ダンスフロアでガンガン鳴らされて女の子男の子入り乱れて踊りまくるにもぴったりなものなのだけれど、実は「ブルーにこんがらがったガールズ&ボーイズ」が部屋に閉じ籠りヘッドホンで周囲の音をシャットアウトして聴くベッドルームミュージックでもあって、この両面的な魅力を持っていることが彼らの本当の強みなんじゃないかとかそんなことを最近思ったりします。そんで私は未だにいろいろこじらせてる人間なので、ど深夜にこの音楽を聴くとちょっとヤバい個とになります。私が彼らに強く惹かれる理由って単に音がポップだというだけじゃなく、そうしたことも関連してるのかもしれない。

と、まあ構成も何も考えず書き殴ったところでおしまい。ライブ非常に楽しみです。