昨日と今日のまとめ

昨日はおととい言ってた通り、写真を撮り歩いてきましたよ。2時くらいから撮り始めたのだけど、陽射しがとても暖かくて気持ちよかった。見事な写真日和。まあ撮ったのは家の周辺なんだけど、案外知らない道があったり見たことのない建物があったりで楽しい。ちっちゃい頃よく遊んでた公園の周囲がきれいに整備されてて驚いたな。10年近く来ない間にこうも変わるのかと。

24枚撮りフィルムだと1時間も歩いてれば簡単になくなってしまう(なんでもパシャパシャ撮るからね)。そんで、すべて撮り終えてからコスモスの花がきれいに咲いてるのを見つける。ほんとにきれいだったんで、これを撮らないのはもったいないなーと思って、スマホのレトロカメラなるアプリで撮影。これです↓

周辺光量落ちのような効果が出せるんだね。光と影のバランスが好き。

写真撮るときは基本音楽は聴かないんだけど、帰り道はGirlsのBroken Dreams Clubを聴いた。昨日みたいな陽射しの暖かい日にぴったりの一枚。春よりも秋冬によく合う。特にこの曲。

ホーンのやさしい音色と心地よい陽気がまじりあって幸せな気分をもたらしてくれる。これ聴いて歩くの大好き。

しかし昼間は晴れて暖かいけど、朝夕は冷えるよね。昨日も家に着く頃にはけっこう風が冷たくなってた。日が暮れるのもどんどん早くなるし、今年ももう終わりなのだなあ。しみじみ。

帰ってからは、仮眠とってご飯食べて「イン・ハー・シューズ」を観た。傑作の呼び声高い作品なんで相当期待してたけど、その期待を遥かに上回る素晴らしさだった。詳しい感想はまた別途書くけれど、どの登場人物もどの場面も足らない描写のない、ものすごくよくできた作品。どの視点で観てもじんとくる。

今日は授業終わってから「ミッション:8ミニッツ」を観に行った。公開初日。ものすごく観たいってわけではなかったんだけど、これから注目作の公開ラッシュなので観れるものは観れるうちに観に行こうと思って。しかしね、これ超素晴らしかったよ。ラスト15分くらいは涙が溢れてどうしようもなかった。「月に囚われた男」とこれを観て、ダンカン・ジョーンズがすごく好きになりましたね。素晴らしさを語りたいんだけど、ネタバレしないと難しいのでとりあえずやめとく。これから観る人はなるべく余計な情報を入れず(予告も別に観なくていい、「映画通ほど騙されるラスト」という宣伝文句はやっぱりどうでもよかった)、早めに映画館へ足を運ぶことをオススメします。たぶんだんだんとネタバレも出てくるだろうし、できるだけフレッシュな気持ちで味わってほしいから。それに映画館の大きなスクリーンで観てこそだとも思う。

最後に一つだけ、「月に囚われた男」とこの作品、両方のネタバレ気味なことを書くけど、


月に囚われた男」のラストって不評も多いけれど、「ミッション:8ミニッツ」を観ると、あのラストこそダンカン・ジョーンズにとっては重要だったのではないかという気がする。個が持つ力、可能性、希望――それらを彼はどこまでも信じているのではなかろうか。