映画充ないい週末

こんばんは。今日は「ソーシャル・ネットワーク」を観に行ってきました。かなり期待してのぞんだ作品ですが、普通におもしろかったです。でも「高いハードルを軽々と越えた!」とか「傑作!」とか、そういう絶賛する言葉がすんなり出てくる作品ではなかったなあ。いやあ、何かがひっかかったとかこのシーンが嫌とか、苦言を呈するところも特になかったんだけども。とにかく星や点数のつけづらい作品でした。星や点数をつけるということは、ある程度自分の中で評価を固めてるということだと思うんだけど、私はまだ評価を固めるどころか理解もできてない気がする。いろんな思いが頭を駆け巡っているけど、それが全然まとまらないから。情報過多というか、それを自分でコントロールできてないんだよね。でもこの感覚こそ、「ソーシャル・ネットワーク」という映画そのものではないかなあと思う。速すぎるスピードと一方通行な言葉と溢れる情報とゆえに生まれるとっちらかった印象。まさに今の社会そのものなんですよね。まだ誰も冷静に客観的に分析することのできない「今」という時代。この慌ただしさを体現したのがこの作品ではないかと。だから評価に困る。まだ誰も答えを出していない時代を丸ごと映し出しているから、そう簡単に飲み込むことができない。私の感想も雑多でまとまりのないものになる。そこでこの作品の詳しい感想は物語の展開を追いながら一つ一つコメントを入れていく形にしてみようかなと思う。もはや箇条書きくらいのレベルで。だからネタバレ当然します。今日は書かないですけど。できれば明日やります。

あと昨日は「3時10分、決断のとき」を観たんですが、これがたいへん素晴らしい作品で。珍しく涙腺決壊しました。この作品は「ソーシャル・ネットワーク」と違って、大好きと断言できる作品ですね。こっちの感想はできれば今日中に書きたいけど、まあ終わらなければ明日で。

ソーシャル・ネットワーク」のパンフレット、mixiの社長やら何やらの対談とかいらない記事も載ってるけど、やっぱり監督やキャストのインタビューが読みたかったので買っちゃいました。熟読します。