「ミッドナイト・イン・パリ」メモ1

どうも。

昨日ナチュラルに日記の更新を忘れましたが、ちゃんと生きてはいます。ここんとこ生活リズムが乱れすぎで日付の感覚がおかしくなってたもので、今日の昼まで気づかなかったよね……。これで連続更新が途絶えてしまったけど、一応これからも毎日何かしら書こうとは思います。それにしても、最近の日記の中身のなさは自己満でやってるブログにしてもさすがにひどいなって思ってるんですが、なかなか書くことがないというか、最近何も考えずに生きてるかんじで非常にマズい……。

まあそれはさておいて、日曜日にウディ・アレン監督の「ミッドナイト・イン・パリ」を観てきた。ウディじいちゃん最新にして最高のヒット作ということで相当に期待値を上げていたのだけど、逆にそんな力の入った姿勢で観ると肩透かし食らうくらいに、チャーミングで小洒落た、ささやかなロマンティックコメディ(いわゆるロマコメでなく、文字通りロマンティックなコメディ)の佳品。

冒頭、長すぎる「花の都・パリ」紹介映像にはちょっと笑ってしまう。だって本当にめちゃくちゃ長いんだもの。とはいえ、やっぱりウディ・アレンは街を美しく撮るから好き。ホームタウン、NYを撮るときとはまた違って、憧れと敬意のある「外」からの眼差しが、あのパリの映像には感じられる。

そんなウディの分身であるところの、美しいパリと1920年代の文学・芸術をこよなく愛する主人公ギルが、実際に旅行でやってきたパリで憧れの20年代にタイムスリップしてしまう――というプロットからして、楽しい映画にならないはずがなくて、ギルを演じるオーウェン・ウィルソンの浮かれようや彼が出会う当時の文学者、芸術家たちにはニヤニヤが止まらない。アーネスト・ヘミングウェイパブロ・ピカソサルバドール・ダリエイドリアン・ブロディかわいい)etc...と本当に豪華な顔ぶれなのだけど、私は特にスコット・フィッツジェラルド(20'sファッションに身を包むトム・ヒドルストンが見られただけでも儲けもの)とゼルダ(美人ではないけれどチャーミングなアリソン・ピルがぴったり)の夫婦がかわいくて好き。彼らが集まる夜のパリは活気に溢れ、どの人物もイメージ通りに魅力的に描かれている。

(……と、ここでごめんなさい、思いのほか長くなったから明日この続きから書きます、無計画にもほどがあるな)