SUMMER SONIC 2011 東京会場 1日目

今年もサマーソニック二日間終了いたしました。記憶が新しいうちにまとめておいたほうがよいかなと思うので、簡単にではありますが感想等書いていきたいと思います。(アクトの名前に色がついているのは、少しでも音を聴いたものです)

今日はとりあえず1日目だけ。

1日目は「これは観たい!」というアクトが少なかったので、テキトーに11時半頃に会場到着。リストバンド貰って(案外並ばなかった)、マリン周辺をふらふら。One Night Onlyから観ようかなーと思っていたのだが、始まるまでに時間があるし、外の暑さに耐えられないしで、とりあえず幕張メッセに避難。後で気づいたけど、単純に水分不足でしたね。メッセで水ぐびぐび飲んだらすっきりした。そのままお昼食べてのんびりしてるうちに外に出るのが億劫になって、結局One Night Onlyは観ずに、ソニックステージのOFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)からライブスタート。彼らのこと全然知らなかったのだけど、LA出身のヒップホップ・ユニットだそうで。前のほうでがっつり観たらすごそうだなあと思いつつ、後ろに座って一日の予定を考えながら聴いた。ビートが体にまとわりつくようにどっしり、べっとりしてて、濃いステージなのは遠くからでも伝わりました。

そのままソニックに残って、Cage The Elephant待機。これは楽しかった!体を動かす衝動が内側から湧き上がってくるようなライブでした。非常にエネルギッシュでパワフル。でも、もっと大きな野外のステージ(つまりマリンだけど)で観たかったかな。彼らの場合、ちょっとステージの狭さが気になってしまいました。

その後はどうしようかなーと悩んだ末に、結局マリンでThe Ting Tingsを最初から最後まで観ることに。ケイティちゃん、ホットパンツ姿で登場。生足!かわいい!1曲目からなんとGreat DJ。盛り上がります。この人たちは、2人ですべての音をその場で出しているし、基本的には1枚のアルバムだけでずーっとツアー回ってるわけなので、ライブの完成度高いです。それに1曲1曲をじっくり聴かせるんだよね。そのぶん曲数は少なくなるけれど、何度も聴いたことのある曲でも新しい発見がある。今回はアルバムの人気曲に新曲を3曲程度絡めたかんじでしょうか。新曲、最初のほうはギターを前面に出した曲だったので、新作はロックよりになるのかなと思いきや、ダンスビートを大々的に採り入れてる曲もあって、どうなるかわからん。でもファーストよりハードな音になるのではないかなと思った。ラストのThat's Not My Nameでバスドラを叩くケイティちゃん、たくましかわいかったです。

そしてメッセに戻ってソニックステージを通過すると、ちょうどMutemathがSpotlightを演奏し終えて、ラストの1曲に入るところ。観たかった。しかし今回はスルーして、今年できた(それとも前にあったのかな?)レインボーステージなるところへ。今回ステージ位置が変わってマウンテンとソニックが近くなったのだけど、これは毎年毎年マウンテン⇔ソニックの移動を繰り返している人間にはありがたい。レインボーでは、Miles Kaneをちょっぴり。メッセはもともと音よくない会場だけど、今年のアクトで一番音の悪さが気になってしまったかも。いい音で聴きたかったなあ。案外ビーチなんかがよかったんじゃないかなあ。しかしマイルスくん、まさにかっこいい英国男子ってかんじでよいですなあ。顔はちょっとポール・マッカートニーに似てて、声は小猿時代のアレックス・ターナーと近いものがあって、しかも佇まいはポール・ウェラーみたいという。ビートルズ、Hey Bulldogのカバーもやってましたね。素敵。

それからまたソニックに戻って、Death From Above 1979。そろそろ疲れがたまってきたのか、半分寝ながら聴いてしまいました。ドラムとベースのうねりがすごかった。あのドラムボーカルの方は「テンカラキタシ=天から来た死=Death From Above」って言ってたのね。まず聴き取れてもいなかった。それにしても激しかったね、遠くで聴いてるだけでもわかったよ。

DFA後はマリンに移動し、Beady Eyeを観る。10分ほど遅れて行ったのだけど、もうかなりの人。やはり人気高いのだなあ。私はというと、初生リアムだったのでステージ着く前から「まゆ毛〜!!」とテンション上がってました。あの声を、あのガニ股を生で確認できただけでも嬉しいのだ。演奏のほうは、もう長年オアシスでライブこなしてるだけあって、しっかりしていたんだけど、なんかまったりしてた。まどろんじゃって眠りに誘われたという人もちらほらいた様子。リアムはプリティ・グリーンのモッズコートを着てたんだけど、案の定汗だらだらだった。そりゃあ暑いよね。

そしていよいよ、本日のトリであるThe Strokes!!ライブは初めてなのでワクワク。と同時にちょっと不安。定刻から遅れること10分ほどで、メンバーがステージに登場。ジュリアン、ちょっとムチムチしてます。1曲目はこないだの新作からMachupicchuかUnder Cover Of Darknessあたりかなと勝手に予想してたのだが(いや最近のセトリとか全然知らないですけど)、Is This Itでしたね。そのままNew York City Cops~Under Cover Of Darkness、MCはさんでからのThe Modern Ageという流れ。なんだなんだ飛ばすじゃないか。これはフェス仕様なのか、別にいつも通りなのか。前半はファーストの曲多め。次第にセカンド〜新譜の曲もまんべんなく絡んでくる。ジュリアンのセクシー&ワイルドな声が素敵だ。やっぱりあの声ほしい。演奏はものすごく勢いがあって力強いので驚いた。しかし勢いよく飛び出しすぎたか、中盤からちょっとグダっとしたかな。しかし終盤で立て直して、最後のLast Nite~Take It Leave It~花火の流れは素晴らしかった。とってもかっこよかったです。演奏そのものが格別にいいというわけではなかったけれど、終わってみれば圧巻のステージ。余韻に浸りつつ見る花火がきれいだった。

と、まあ1日目はこんなかんじでした。もっと、何食べたとかこんなおもしろいことあったとか書けたらいいんだけど、ライブのことを書くだけでけっこうな量になる。とりあえず1日目は食べ過ぎましたね。冷やしぶっかけらーめん、塩ぶたそぼろ丼(これは半分、一応同行者がいたのです)、ターキー、ポテト、モツ煮込み……。2日目は移動多くてあんまり食べられないし!と思って、食べたいものいろいろ食べた。あとTシャツはTDCCの黒を購入いたしましたよ。シンプルなロゴデザインでよい。それにしても、写真1枚も撮ってないという。ちゃんとしたカメラ持って行かなかったからね。ケータイのはやたら電池食うし。文章だけでたいへん味気ないレポになってしまったけど、明日は何かしら貼りましょうかね。ではまた明日です。