やっぱり文章を書くのは楽しい

ハムレット』のレポートをついに書き始めた。あんなに書けない、書けないと言っていたのに、書き始めたら3000字超えの大物になりそうで笑う。考察を極めるとね、やっぱり書けるんですよ。最近映画観ても観賞後に考察する時間がとれなくて感想書けないーってなってたんだけど、こうやって強制的に考えなきゃいけない状況にされると、否が応でもいろいろ思いつく。

一応テーマというか、焦点はしぼった。ハムレットの人物像について。偉大な父へのコンプレックスとそれゆえの母へのねじれた感情、そして自身の普通っぷりを考察して、父の亡霊から命ぜられた大きな使命と普通の人間である自分とのギャップ、これがこの悲劇の火種ではないの、というところにもっていこうかな、と。で、なんかいろいろ考えてたらふいに「『ハムレット』は『第9地区』である」という考えが浮かんできた。話の構造は別に似てないし、完全に思いつきで言ってるけど、ほんとのほんとに基本の部分は一緒かなと。小市民ボンクラ寄りが周りに迷惑をかけながら暴走する話。まあこんな戯言を書いたところでいいかげん寝ます。

追記:復讐というものの悲劇性という意味では、「トゥルー・グリット」とちょっとかぶったりしなくもなくもなくもないかな(思いつきでもの言うの楽しい)